注目の環境技術、ダウンサイジングターボとは

最近の自動車における燃費や環境技術としてハイブリットなどと同じく近年注目されている技術にダウンサイジングターボがあります。

主に日本の自動車メーカーが積極的に取り組んでいるハイブリットですが、一方主に欧米の自動車メーカーが積極的に取り組んでいるのがダウンサイジングターボです。

ダウンサイジングターボとは、かつて1970年代後半から80年代にかけて日本でもターボ車がブームとなりこの名前を覚えている方もいらっしゃると思います。このターボ車は主にエンジンの出力アップを目的としたもので、主に高性能の高級車やスポーツカーなどがメインで採用されておりましたが、ターボ車は燃料消費が多いのが問題でした。近年日本では環境性能や燃費性能が重視されているため大分採用車種は減りましたが、現在でも規格上エンジンサイズを大きくできない軽自動車では多く採用されています。

そしてこのダウンサイジングターボというものは、出力アップだけを求めたものではなく、本来の車体サイズよりも小さい排気量のエンジンにターボを組み合わせることによって、エンジンのコンパクト化、そして排気量自体も少ないので低燃費化による燃料消費量のコンパクト化と二つのコンパクト化(ダウンサイジング)を目的としたエンジンとなります。

このダウンサイジングターボは、欧州の有名メーカーの主力車種を、本来2リッターエンジンのモデルを1.4リッターのエンジンにターボ(とスーパーチャージャー)を組み合わせたのを皮切りに、現在欧米では採用車種も多く、今では3ナンバークラスのセダン(本来2リッター超クラス)に1リッターエンジンや、大型SUV(本来4リッタークラス)にも2リッターエンジンを積んだモデルなど出てきています。

これらのダウンサイジングターボは、ハイブリットと比較し電池など高価な部品や複雑な制御か少なくて済むことと、日本では排気量毎の税制のため、小排気量なほど自動車税も安いためメリットも多く、今後日本の自動車メーカーでも採用例が増えそうです。